theohazeの記録

theohazeの独断と偏見による雑記

ドアを見て思うコト

南仏の町ピュイシュリックの滞在先のドアを見て感じるコトがありました。


これです。

 

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これはたしか100年前くらいのドアなんですが

めちゃくちゃ重いんです。

 

細くて小柄な日本人なら開かないかもしれないなってくらいズッシリとしています。

開け閉めだけで筋トレが出来そうなくらいです(笑)

 

 

このドアだけでもたくさんのコトを教えてくれました。

 



 

まず、このドアは鍵がこれでもかというくらいにたくさんついています。

 

現在は3つほど使うらしいですが

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これはどういうコトなのか?というと

それくらい自衛しないといけない暮らしだった。

っというコトですね。

 

それくらい頑丈に頑丈を重ねたものでないと破られたというコトでしょう。

 


ちょっと昔、日本はだいたい引き戸でした。

 

以前、ボクは一番古い柱が400年前くらいの古民家に住んでいたのですが、その時は引き戸だけではなく雨戸みたいな扉もついていましたが、それもこれほど頑丈ではありませんでした。もっと薄いのです。

 

 

いうても日本はホントに色々あるけど大陸よりは平和な国だあなぁ。っと思うのでありました。

 

 


ヨーロッパと日本のモノを作る姿勢の違いとして

向こうの人は何かを作る時はとりあえず頑丈な出来るだけ長く残るようなモノを作る傾向があります。

 

 

百年単位、

永久に残りそうなくらいの(笑)

 

 

向こうのモノをみた後に日本のモノを触ると華奢でどこか頼りない感じがします。
そのあたりの加減がまた創作について考えさせられる所でありました。

 

 

日本人は壊れるであろうというコトを前提に作ります。極端に言いますと十年以上、とりあえず生存中に使えれば良いくらいに。

 

そのあたりの時間の捉え方が全然違うと思います。

 

 

また、そのあたりの世界のチグハグ感がとても面白いのですが、それはまた何かの機会に。

 

 

そして、その日本人のマインドは災害がとても多いからというのと、資源が少なかったというコトは重要な材料だと思います。

 

もう、死語になりつつありますが、使い捨てカメラ。ってありましたよね?ああいう使い捨て感というか、無常観、どうせ壊れるよな。みたいなマインドが無意識にあると思います。

 

 

ボクはどこでもいつでも

壁とか、柱とか手摺とか何でもコンコンと叩いて、どれくらいの分厚さで出来ているか?というのを確認します(笑)

 

 

 

ヨーロッパと比べた時に

日本のは総じてやはり薄いのです。

 

 

そしてその薄さはいくらしなやかで頑丈であるにしろ

ヨーロッパの頑丈な重厚なモノを日頃から使っている人たちに比べたら頼りなく感じるだろうな。っと思いました。

 

そしてそれらの事柄は

何が良いとか悪いとかではありません。

誰にどういうものを提示していくのか?

 

っというようなコトなのです。

 

どういうものを日頃からその人たちが触れているのか?

 

っというコトを感じることは歴史文化を深めて拡げていく意識にもつながっていくのだと思います。