theohazeの記録

theohazeの独断と偏見による雑記

松宿る神霊

ただいま明石で制作中

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松宿る神霊、宙から降り注ぐ

 

 

っていう感じです。

まだまだ途中ですが

 

これは能舞台の松にインスピレーションを受けて描いてます。

 

能舞台って松が描かれてますよね。

 

何で松が能舞台にかかれていると思いますか?

 

アレは依り代らしいんですよね。

神霊が宿る木なんです。

 

能の世界観は美しい神霊の世界だと思います。

 

巷の亡者の霊の世界ではありません。

 

 

 

木には宿るみたいな話は古代からあります。

最近でも切ったらダメな木とかありますよね。

 

 

ああいう感じで宿るようです。

 

んで、仏像、神像とかもだいたい宿った木、神木といわれる木をほって作っています。

 

ので、木というものに対してやはり特別な気持ちがありますよね。

 

林業に携わる人はお神酒と塩を持って山に入る人もいます。

 

 

能舞台に松が描かれるのは

比較的新しい様式らしいのですが。

 

 

ボクは観阿弥世阿弥の風姿花伝が好きで

 

秘伝だったんですが、ホントに解禁してもらってよかったな。っと思う秘伝であります。

 

是非一度読んでみて下さい。

 

観阿弥が50過ぎて舞っていたのを息子世阿弥が見てマコトの花であった。

 

っというところのくだりが大好きであります。

 

 

 

っていうか能って、多くが神霊の話なんですよね。

 

観阿弥世阿弥も

観阿弥陀仏

世阿弥陀仏

 なんですよ。

それくらいそっちの世界観が強いと思います。

 

 

幽玄とは福徳の神霊の世界観

 

 

 

神霊の動きは真っ直ぐらしいのです。

 

あの能の動きも真っ直ぐでしょ。

 

神霊は真っ直ぐしか動かない

 

能の動きは人の動きだな。って思わせたらダメなんですよ。俗っぽいのはダメなんです。

 

 

 

神霊は真っ直ぐしか動かない。

 

ので、神社の鳥居も真ん中は通ってはいけないとされるのはそのためです。神霊の通り道なんですよ。

 

神霊でも祟りみたいに封じられて祀られている神霊もいます。そういう神霊は鳥居から社殿までキュっと曲がったり、また川で遮られたりしています。

 

二十代の時、幽玄という言葉に惹かれました。幽玄ってどんなだろう?っと思って能をいくつかみて、たしかに何か幽玄だな。

 

っと感じる時があるんですね。

 

人の世界の感覚ではない、何かそういう感覚に陥ってしまう瞬間が良い能にはあります。

 

幽玄を突き詰めていくと霊の世界になってくると思うんです。

 

 

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ここからどうなっていくか楽しみです。

 

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下書きはこんな